空猫さんのパン
砂山にある空猫十字社さん。
最初聞いたときは面白いネーミングだな〜と思いました。
店内にはその日に焼きあがった数々のパンたち。
ドアの外から風味が漂うほど焼きたての美味しそうなにおいがしてきます。
今朝は空猫さんの現場にちょっくらお邪魔してきました。
朝5時に店に入りましたが外はまだ暗く、風が吹いてて寒かったです。
どんぐりと主人はまだ夢の中。
朝食とどんぐりの保育園の用意を夜中のうちにしておきましたがなんだか興奮したのか、朝寝坊してはいけまい!と思ったのか結局眠ることができないまま明け方4時となってしまい30分ほどウトウトして4時半過ぎに起き、着替えて家を出ました。
パン屋さんの朝は早いです。
早朝は4時から仕込みに入るという空猫さん。
計量した材料を大きなミキサーでミキシング。
室温によって微妙なバランスがあるそうで、それも経験で把握。
今日の室温では何度からスタートして捏ね上がりは何度にする・・・と。
タイマーでミキシングを終えると、今度は見て、触って微調整。
捏ねが足りないようならさらにミキシング。
この様に生地が薄くのびるのがいい状態だそうです。
これは何?
種明かしはドラゴンフルーツ。
午後に再びお店を訪れると朝仕込んでおいたドラゴンフルーツパンが焼きあがってました。
空猫さんのお話はとても楽しいしユーモラスのあるお人柄です。
パンに惹かれだしてまだ日が浅い私は色々と教えていただいたにも関わらずその半分も理解してないでしょう。
でもひとつ分かったことは「型にとらわれなくてもいい」ということです。
大雑把な表現かもしれませんがパンは菌を入れて焼き上げる・菌は生き物だからデリケート・扱いは丁重に・・・などと少々難しく考えすぎていた部分があってパン作りは面白そう〜だけれど、どこか取っ付きにくいという感覚がありました。
確かに分量を量り間違えるととんでもないものになってしまうかもしれませんが色々と試していくうちに自分が「これ!」というパンを焼くことができる日が必ず来る!と思うことができるようになりました。
今は本やネットでレシピを見てはその通りの分量を計っていますが環境によって温度・湿度が違えば出来上がりも違って当然。
そういうときに自分で見極めることができるようにまで分かってくればこれぞ楽しいはず。
菌を使う食品だからその菌も作ってみることにしました。
今はホシノ天然酵母を使っていますが自分で酵母菌を作ることもできます。
取り合えずチャレンジです。
空猫さん、今日は本当にありがとうございました
近いうちにお店を紹介するページを「癒しの島 宮古島」の方に作る予定です。
現場見学を終え、家に戻ったのは7時半(朝の)。
どんぐりはまだ寝ていましたが寝ている場所が畳間に移動してました。
どうやら途中で泣いたらしく主人が畳間であやしてくれたそうです。
どーもありがと〜これからも子守、よろしくね〜