顕著に現れる子供の態度

何時の頃からかどんぐりの主人に対する態度と私に対する態度が

大きく変わってきました。

甘え方も分けています。

体を使うことは主人の方に、オッパイやスキンシップが欲しい時は私に。

私がどんぐりに○○しようねと言うと「は〜い」と返事するのに

主人が言うと「いやっ」・・・これは何が違うのか?と興味深いです。

その一つとしてどんぐりが何かを要求したとき、先ずはそれに応じる私、

その逆で自分の用事が終わってからどんぐりに耳を傾ける主人。

でもこれだけではなさそうだと最近思い始めています。

それはどんぐりが食べ物をこぼしたときの対処の仕方。

子供の散らかし方、こぼし方って凄いから片付ける大人は疲れます。

でも片づけなければ散らかる一方だし蟻もやってくる。

毎食、牛乳やらスープなど液体が入ったお茶碗を見事にひっくり返し、

中身ごとフローリングに飛び散ります。

それを見た瞬間「ヒェ〜びっくり!!」と声を上げていた私ですが

今となっては慣れっこです。

最初の頃はあまりにも何回もこぼすと怒ったりもしたものです。

でも怒られてるどんぐりにとってはわざとしたわけじゃないんだし、困りもの。

言葉が増えてきた頃からこぼしたら「こぼしちゃった〜」とか、「ごめんね」と

自己申告するようになりました。

その言葉を聞くと怒る気にもなれず、私が黙って拭くとどんぐりも一緒になって

ティッシュや台拭きを取って来て一緒に拭き始めるようになりました。

その一連のパターンが根付いて、今ではこぼしても全然驚きもしないし

怒らない私。どんぐりも「こぼしちゃった〜ごめんね」と言いながら拭きだす。

食事に付き合う大半が私、たまに主人がどんぐりの食事に付き合うと

いつものようにこぼしてしまう。すると大声で怒る主人。

その声と表情が怖くて泣きだすどんぐり。

そして私の所に来て「パパが〜、パパが〜」と訴え始めます。

何かすると怒られてしまうことがインプットしてしまうと自発的になれない。

私が幼少のころ、父親が何かあるたびに大声で怒鳴っていたので絶えず

父親が怖くて言いたいことも言えず、やりたいことも我慢し、いつの間にか

人から何か頼まれると断る勇気が出ずに引き受けてしんどい自分となっていました。

怒るのは簡単です。

でも怒り方はとても難しい。

甘い親と寛大な親とはまた違う。

親ばかではありますが後者のほうになりたいとよく思います。

失敗することは悪いことではありません。いけないことでもありません。

でもそれを言わないで嘘をつくことがダメなんです。

食べ物をこぼして自己申告し、謝りもし、後始末もするどんぐり、

パーフェクトでしょ?私は自慢したいくらいですニコニコ

こちらが教えたわけでもなんでもありません。

ただいけないことをしたら「ごめんなさいは?!」と何回も教えました。

最初の頃はすねて謝りませんでした。

でも根気比べ。

どんぐりの体が汗ばんでいるのを感じました。

ジィ〜と耐えているのでしょう。

やっと小さな声で「ごめんなさい」と言ったので私がギュ〜と抱きしめながら

頭を撫でてやると一気に泣き出しました。

それまでこらえていた感情が出たのでしょうね。

そういうことを何回か繰り返していくうちに普通に「ごめんなさい」と

さらりと言えるようになり、その都度私も頭を撫でるので嬉しいみたいです。

だからといってわざと謝ることはしなくていい、よベー

心に思ってることをそのまま言葉にして発するのは時には勇気が

いることもあるでしょう。それを言えるか言えないかは今後の性格形成へと

繋がる気がします。

何でも言葉に出して言えばいいというものではありませんが、

ある程度のことは伝えないと誤解されてしまいます。

言うべきことは言える人間に成長して欲しい。

そしてもって相手を思いやる心も持って欲しい。

その第一歩が謝ることだと思います。

それと感謝の言葉。

小さな体ではありますが大人と対等です。

約束事は守るようにするし、私がいけないことをしたらどんぐりに謝り、

どんぐりが優しくしてくれたららありがとうと言います。