多良間島・ぱなぱんびん

多良間島といえば8月踊りに黒糖、そしてぱなぱんびんでしょう。 このぱなぱんびんというお菓子、宮古に来て何回か食べたことがありますがあまり美味しいとか自分で買ってまで食べようとは思いませんでした。でもある時、お茶請けに出してもらいそれが一味が入っていてなんともスパイシーで美味しい!と感じました。その後その一味入りを何回か買いました。それ以来ぱなぱんびんって美味しいと思うようになりました。 どこか懐かしいと感じたのはあの硬さといい、噛めば噛むほど味がでるあたりはまるでカンパンみたいです。そういえば妊娠中はよくカンパンを食べたものです。 多良間島へ行くと5箇所このぱなぱんびんを作っている工場というか、お店というか、家がありました。 見学に行くと驚いたことになんと一個ずつ手作業、手作りです。 あんな小さなもの、てっきり機械かと思ってましたが粉を練るところは手作業、伸ばすのはパスタマシンを使うそうですがその後5mmほどの長さに切って3本ずつまとめてくるっと曲げるとあの形になるところは本当に手でやってました。 一個ずつ気の遠くなるような話、一つずつ作るのであまり数は出来ないそうです。また同じ形でも作るお店によって若干味が違います。矢張りその家庭の味といった具合に生地の固さや厚みがほんの1mm違うだけでも揚げたあとの食感が違います。 2007-5-7-7.jpg 見学に行ったところで試食させてもらったぱなぱんびん、まだ温かかったです。とても美味しくて止められない止まらないのかっぱえびせんといったように手が止まりません。 2007-5-7-6.jpg