ご馳走様が聞きたくてっ

本のタイトルのようですが、「ご馳走様が聞きたくてっ」、

「美味しかった!」、「おかわり!」、「また作ってね!」などと言われたら作り甲斐がありますね。

どんぐりはまだ言葉らしい言葉を喋りませんが、空っぽにした器を見ると分かります。

サツマイモ入りなんこう寒天・お昼と3時のおやつに殆ど一人で食べてしまいました。

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昨日は2台のパンを焼きました。

以前使っていたサンヨー製と今活躍しているエムケー製の2台を使いました。

サンヨー製は段々と焼き色がつかなくなってきて、いつも白っぽくまた生地のふくらみもあまりでません。

途中からそういう現象となってきてしまいました。

丁度酵母菌にも興味があったので安くなったときに思い切って今のエムケー製を購入しました。

全く同じレシピ、材料で焼いてもエムケー製だとふっくら焼きあがったのです。

これは矢張りサンヨー製のどこか故障しかけてるのでしょうか?と疑問を持ちながらも

ジャムなら作れるので完全に壊れているわけではないと思います。

そこで実験をしてみたくなって昨日は眠っていたサンヨーHBを出してきて焼いてみました。

詳しいことはお料理ブログの方に載せてありますが一つ分かったことはマシーンの特性を知って、

今の湿度なり温度で自分なりに見極める必要があるということです。

先日空猫さんを見学し、職人魂タップリでありながらユーモアも沢山あるオーナー

・・・独り言のように喋ってはお仕事されている姿を見ていて今の湿度・温度をはかって

できあがりを想定しながら途中の行程を調整する・・・まさに経験が生んだ技です。

私は本の通りしても同じようにいかない意味が分かりました。

宮古は湿度も温度も高いのです。条件が違えば出来上がりも違って当たり前。

本の基本のレシピを参考に自分でこんな風にしたらよさそうかも?と失敗しても

いい感覚でサンヨー製HBを使いました。

もともと焼きあがりが落ちてきているのでなんとかふっくらと焼き上げたい!というのが課題です。

そこで粉の量を増やし、イースト菌も変えてみました。

すると、、、想像以上にうまく焼けました!

焼き上がりがパカッと少し割れていかにも焼けた!って感じです。

勿論中もしっかりと焼けていながらもふんわりとしていました。

成功です。

こちらはエムケー製で焼いてみました。

レシピが違うので焼き上がりも違って当然です。

このパンはマーブルを練習したくて焼きました。

思い通りのマーブルに成功しました。

イーストは天然酵母以外にドライを2種類。

その時の状況によって使い分けたらいいです。

また使う粉によっても違ってきます。

菌、粉の特性を知ってそれに応じたものを使えば大体は成功するような気がします。

でも焼きあがりは美味しくても時間が立つにつれて味が落ちてくることも多い。

それを克服させるには生地の捏ね上げ状態も大きなポイントとなってくるでしょうね。

HBはスイッチポンで食パンの姿になってくれますが全て同じ条件とは限らないので

捏ねと発酵が一番いいタイミングで終えることも必要です。

まだこの辺の見極めが分かりませんが一言で言えば成型するときに扱いやすい。

これがいい状態の捏ねと発酵状態のような気がします。

ケーキもそうですが、パンもかなり奥深いですね。

楽しいです。