乾燥ローゼルを使って料理教室

去る4/1、高校生たちと乾燥ローゼルを使って食事料理教室を行いました。

テレビ宮古テレビのニュースにも放映されました。

出会いって面白いです。

昨年の七五三の日はとってもタイトスケジュールだったのでよく覚えています。

七五三以外に産業まつりとローゼル収穫祭がありました。

産業まつりでおうちJA女性部としてローゼルを使ったシフォンケーキを出展しました。

ケーキを出展会場へ届けてからローゼルの収穫。その後で七五三記念撮影など。

そのケーキをご覧になったある方から電話をいただきました。

ローゼルを研究されているグループです。

シフォンケーキを習いたいとのことなので、使ったローゼルがエコひまわり会のものとあって

おうち会の活動として動くことになりました。

最初はシフォンケーキだけのつもりでしたが、物寂しいのでおうちぼらパンの常子さんがローゼルの天ぷら、

私も以前おうち郷土料理で習った手打ち宮古そばを参考にメニューに加えることにしました。

それと乾燥ローゼル茶です。

シフォンケーキの材料に拘りました。

子供は今のところ何もありませんがいつアレルギー体質になるやもしれない。

日頃の材料選びの積み重ねも大きいと思っています。

今回は主に米粉を使いました。

米粉だけだとグルテンがないため、膨らみに欠けるのでアルミなしのBPと

手打ちそばに使う強力粉も混ぜてみました。

卵は使ったけど、砂糖はキビ糖、オイルはオリーブにしました。

生徒さん達の反応って面白いです、正直ですからねニコニコ

卵黄を泡立て器で泡立ててる時や、手打ち麺をこねている時は「ハァ〜、疲れた」。

ケーキが焼きあがった時や、麺が茹であがった時は「ワァ〜」。

そして試食では「美味しい〜」と聞こえてきました。

ローゼルを練りこむと、生地の時は赤が鮮やかで綺麗ですが

茹であがると緑色麺になります。

サラダ麺感覚で冷たくし、ゴマドレッシングでいただきました。

市販のゴマドレでもいいのですが、折角なので手作りして持って行きました。

白ゴマ・味噌・水をミキサーで混ぜ合わせたものです。

サクラローゼルの天ぷらが酸味と噛みごたえがあってとっても美味しかったです。

シフォンケーキもフワフワに焼きあがりました。

米粉を使うことによってモチモチしっとり感が出ます。

その分オイルの量を減らしても大丈夫なのでカロリーダウンにも繋がります。

試食の後は感想・質問で交流を深めました。

とても楽しかったです。

学校の先生と生徒さん達、ありがとうございました。

ひまわり会のメンバーさん達、お疲れ様でした。

またの機会があれば是非にニコニコ

今回のレシピを載せておきましょうニコニコ

ローゼルシフォンケーキ〜17cmのシフォン〜

(20cm型を使う場合の材料は1.5倍にしてください)

材料 

 ★Aのボール(生地用)

   卵黄 3個分(5)

   キビ糖 30g(45)

   オリーブオイル 30cc(45)

   バニラオイル 少々

   ローゼルの煮汁 50cc(75)

   乾燥ローゼル 5g(7)

米粉 50g(75)

強力粉 30g(45)

ベーキングパウダー 小さじ1/2(2/3)

 ★Bのボール(メレンゲ用)

   卵白 4個分(7)

   塩 ひとつまみ

   グラニュー糖 60gほど(90)

作り方

 ★Aのボール(生地)

1.  Aのボールに卵黄を入れ、砂糖を入れて泡たて器で白っぽくもったりするまで混ぜる。

2.  オリーブオイルを少しずつ入れてよく混ぜる。

3.  バニラオイルとローゼルの煮汁(ローゼルの実にお湯を注いで暫く置きます。コーヒーメーカーを使うと便利です。)を入れてよく混ぜる。

4.  ローゼルの実を混ぜる。

5.  粉をふるいながら入れて粉っぽさがなくなるまでよく混ぜる。

※全て泡たて器でやりました、ヘラは使っていません。

★ Bのボール(メレンゲ

卵白に塩少々を入れて全体がふっくらとするまで各藩し、砂糖を2〜3回に分けて入れ、しっかりと泡立てる。   

※ ボールを逆さまにしても落ちてこないくらいまで泡立てます。

目安はハンドミキサーで30分くらい。

1. オーブンを170度に余熱しておきます。

2. AのボールにBのメレンゲを3回に分けて入れて混ぜます。

3. この時も泡立て器を使います。

しっかりとあわ立てしたメレンゲなので少々混ぜてもしぼみません。

4. 最初の2回はメレンゲの泡を生地と一体化させるつもりでしっかり混ぜます。

5. 3回目のメレンゲは全体に混ざる程度という感覚で混ぜます。

6. 型に生地を回し入れ、トントンし、ヘラで生地をまんべんなく整えてからオーブンに入れて40〜50分焼きます。串をさして生地がついてこなければ焼きあがりです。

7. 焼きあがった後はケーキ型を逆さまにし、あれば瓶などに差し込んで暫く置いておきます。

8. 型から外す時は生地と型にパレットナイフなどを差込み、型がキーキーと音がするくらいまでしっかりとナイフを当てて周りを綺麗に外す意識をします。

9. 中央と底も同じようにナイフが型に当たって音がするくらいまでしっかり差し込んで丁度いいくらいです。

☆乾燥ローゼル入り手打ち宮古そば

材料:

 強力粉 500g

乾燥ローゼル ひとつまみ

仕込み水

 重曹 小さじ1

 卵 中1個

 塩 小さじ2

 水 185〜190g

 打ち粉 強力粉、片栗粉、コーンスターチなど

作り方

1. 重曹と塩、卵をよく混ぜて仕込み水を作ります。

2. ボールに強力粉を入れ、仕込み水を加えてよく捏ねます。乾燥ローゼルを握りつぶしながらまぶしいれます。

3. 捏ねあがった生地を丸めてビニール袋に入れ30分〜1時間ねかします。(ねかしを十分とらないと麺棒でのばしにくく茹でたときに麺が切れたり、麺の肌荒れの原因となります)

4. 生地を4等分し、麺棒で各生地を5mm前後の長方形にのばす。(打ち粉しながら)

5. さらに1〜1.5mmの厚さにする。(打ち粉しながら)

6. 1〜1.5mmの厚さになったら表面に十分打ち粉をし、4〜8枚折にし、包丁で2〜4mm幅に切る。

7. 出来た麺に十分打ち粉をし、手もみをしてバットなどに置く。

8. 大きめの鍋にたっぷりの湯を沸かし、麺を小分けにしてほぐしながら入れ、箸でさっとかき混ぜる。湯で時間は麺が上がってから約20秒。合計1分弱。

9. 茹で上がったら水を切り、少量の油をまぶす。

☆サラダ麺としてゴマドレッシングなどでいだだきます。